歯の矯正痛みが怖い

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裏側矯正とは?普通の矯正と効果の違いは?

芸能人やモデルさんの間でも、大人気の裏側矯正ですが、見た目もいいし、普通の矯正よりも良さそう!どうせ矯正するなら、裏側矯正がいい!と考えている方も多いと思います。
でも実は、裏側矯正は普通の矯正よりも、より患者さんの負担が大きいということをご存知でしたか?
裏側矯正の知られるデメリットや、裏側矯正をするときに絶対に知っておいてほしいことをまとめたので、裏側矯正を考え中の方はぜひ、参考にしてください。

 

〜裏側矯正と普通の矯正の違い〜

 

裏側矯正と普通の矯正の違いは?と聞かれると、たいていの方は、裏か表か、ということぐらいしかご存知ないかと思います。
裏側矯正で後悔しないために、ぜひ知っておいてほしい違いを1つずつ紹介していきましょう。

 

 

1、 舌の異物感が強い

 

裏側矯正は、歯の裏側に、ブラケットという部品とワイヤーを取り付ける矯正治療になります。普通の矯正治療は表につけるので、唇の異物感はありますが、裏側ではないので、舌の異物感はありません。ところが、裏側矯正は、歯の裏側に矯正装置を取り付けるので、舌が歯に触れるたびに、矯正装置が舌に当たります。
舌は食事を楽しむために味覚以外にも触覚が発達している臓器であるため、異物感に関しては、普通の矯正よりも非常に強く感じます。
また、普段、リラックスしているとき、人の下は上の歯の裏側に舌の先が軽く当たるか当たらないかの場所に位置しています。
ですが裏側矯正を行うと、前歯の裏側にも矯正装置が装着されていますから、リラックスしているときでも、舌への異物感が大きく、落ち着かないということがあります。
さらに舌は異物感を避けるために、本来あるべき場所ではないところに舌を落ち着けるので、裏側矯正が終わったあとでも、そのクセが残ってしまうことがあります。
舌が口の中でどこに位置していても、何の問題もないんじゃないかと思うかもしれませんが、舌は上あごの前歯の裏側、硬口蓋、軟口蓋という場所に話したり、食事をするとき以外は位置しています。それ以外の場所は、歯並びを悪化させてしまったり、口呼吸を引き起こす原因になってしまうことがあります。舌の位置が正しくないと、食事をするときに飲み込み辛いといったこともおきます。まだ若いのにむせやすいといった症状がでることがあります。普通の矯正では、唇は確かに、異物感はありますが、舌よりも異物への刺激には慣れやすいです。
裏側矯正と普通の矯正の最も違う点は、この舌の違和感だといえます。

 

 

2、 会話がしづらくなる

 

それでも、裏側矯正は見た目がいいので、他の人にばれなくて見た目もいい、と感じているかと思いますが、会話をするときに、裏側矯正だとわかってしまいます。
それは裏側矯正が「発音がしにくくなる」からです。
人が言葉を発するときは、舌を使って発音します。
特に舌がよく使われる発音は「さ、し、す、せ、そ」のさ行です。
さ と発音して見るとわかるかもしれませんが、作業を発音するときは、舌が前歯の後ろにあたって発音することができます。しかし、裏側矯正を行うと歯の裏側に矯正装置がついているので、舌が異物感を避けて、うまく、さ行の発音ができなくなります。
よく滑舌が悪いという方がいますが、これは、舌の動きが悪くて、上の歯の裏側まで舌をうまく伸ばせないために、滑舌が悪いのです。
これと同じことが裏側矯正を行うことで起きてしまいます。
ですので、仕事場や友人との会話のときに、うまく発音できないので、矯正をしているとわかってしまいます。
普通の矯正は表側につけるので、発音時の舌の動きは邪魔しないので、最初、唇の異物感があって話しにくくなることはありますが、滑舌が悪くなるということは、慣れてしまえばありません。裏側矯正は矯正治療中ずっと、歯の裏側に矯正装置がついているので、治療が終えるまでは話しにくいという状態が続きます。

 

 

3、 食事がしにくい

 

普通の矯正治療中も歯を動かしているので、痛みがあったり、口の中に装置が取り付けられているので異物感があって食事がしにくいということはもちろんあります。
しかし、それ以上に裏側矯正は食事がしにくくなります。
この食事のしにくさに関しても、舌が関係しています。
ご飯を食べるとき、舌でご飯をすり潰して、飲み込みます。
この舌ですりつぶす行為が歯の裏側に装置がついているのでやりづらくなります。
ある程度は慣れますが、大きな塊、例えばハンバーガーなどはかなり食べづらくなります。
食事をするときは小さくこまめに食べ物を口に運ぶように気をつけないといけません。

 

 

4、 歯磨きがとても難しい

 

普通の矯正でもそうですが、口の中に、ブラケットとワイヤー装置を取り付けますので、食べかすなどの汚れが口の中に装置に引っかかって、汚れがつきやすくなります。
そのため、矯正治療中はより歯磨きに時間をかける必要があります。
そして裏側矯正は普通の矯正治療よりも、より歯磨きが難しくなります。
これは、歯の裏側は鏡でしっかりと除きこまないと見えない場所だからです。
さらに歯ブラシを歯に当てるのも、歯の裏側は難しくなります。
矯正装置をつけていない人に、歯を磨いてもらったあとに、歯垢がどれだけ残っているかをチェックすると、なんと80%以上もの方が、歯の裏側の歯垢がしっかりと落とせていないというデータもあります。それくらい、歯の裏側はもともと磨けていない場所であり、さらに矯正装置がつくので、ますます磨けなくなってしまいます。
また、下の前歯は唾液分泌が盛んな場所なので、歯石が付着しやすい場所です。そこに矯正装置がついているので、矯正治療をしていない人よりも、より歯石がたまりやすくなります。
しっかりと歯石を予防しないと、歯周病や口臭の原因になります。
したがって普通の矯正よりも、念入りに歯磨きをする必要があります。

 

 

5、 費用が一般的に知られているワイヤー矯正よりも高い

 

絶対に知っておいてほしいのが、裏側矯正は普通の矯正よりも費用が高くなることです。
これは、矯正歯科医が目視でブラケットという装置をつけることができるかどうかによるものです。
普通の矯正では、ブラケットと呼ばれるプラスチックのワイヤーを固定するための装置を目で見て装着できるので、特別にこのブラケットをつけるための別の器具が必要になることはあまりありません。
しかし、裏側矯正は、歯の裏側であり、目視でつけてしまうと、上の歯と噛みあう場所に装置がついてしまったり、また、裏側は表と比べて、歯の面積が小さくなるので、装着場所やそもそも装置がくっつく面積が非常に小さいので難易度がいっきにアップします。
そのため、事前に検査をして、型をとって、歯のどこにブラケットという装置を付ければいいのか目印となるような特殊な器具を作ります。
これを作るには患者さん個人個人にあわせた場所を緻密に計測しなくてはいけません。
製作費用が普通の矯正よりも余分にかかり、さらに技術も難しくなるので、必然的に、普通の矯正よりも裏側矯正は費用が高くなります。

 

 

6、 裏側矯正のメリット

 

裏側矯正にはもちろんメリットもあります。
それはやはり見た目がいいということです。笑ってもわかりにくいですし、成人矯正でも期間は2〜3年かかりますので、長期間のことを考えると、やはり見た目は大切です。
芸能人の方でもいつの間にかキレイな歯並びになっていますが、そのほとんどが、この裏側矯正を利用しています。普通の矯正ではやはり矯正装置が表に出てくるので、見た目はいいとはいえません。
見た目を気にして矯正をスタートするので、やはり、見た目を少しでもいいまま矯正治療をしたいという方は、裏側矯正がおすすめといえます。

 

7、 裏側矯正を希望するときに知っておきたいポイント

 

裏側矯正と普通の矯正の違いをご紹介してきましたが、裏側矯正を希望するときに知っておいてほしいポイントがあります。
それは
「効果の違い」です。
歯の裏側は面積が表側と比べて小さくなるため、動かす力をかけにくい構造になっています。したがって、一般的に裏側矯正は、歯を並べる時間がかかり、さらに並べにくくなります。
矯正の効果でいえば、普通の矯正治療の方がすぐに効果がでやすいです。
特に前歯だけの部分矯正であれば、裏側矯正よりも普通の矯正治療の方が短期間で治療が終了することもあります。
ただし、この矯正治療の効果の差は、「矯正歯科医の技術の差」が大きいとされています。
一般的には普通の矯正治療の方が治療効果も高く、治療も裏側矯正と比較して短期間で済みますが、技術のある矯正歯科医ではその差はほとんどないとされています。
したがって、裏側矯正の経験豊富な歯科医師に治療をしてもらうことで、効果にはほとんど差がなくなります。
ただ、裏側矯正というのは、認定医取得の際には技術的に必要な要件ではないので、実際にできない、もしくは未熟な矯正歯科医も大勢います。
裏側矯正を希望するのであれば、治療を受けようとする歯科医師が、裏側矯正の経験が豊富かどうかをしっかりと確認しましょう。
特にブラケットやワイヤーといった装置の取り付けも技術が必要なので、裏側矯正の経験の浅い矯正医では、痛みがでたり、発音に障害がでたり、さまざまなトラブルがより起こりやすくなります。
やっぱり普通の矯正治療にしておけばよかったと後悔する前に、事前に裏側矯正の経験が豊富かどうかを確認しておくことが重要です。

 

まとめ

 

  • ・裏側矯正は舌の異物感がとても強いので、会話・食事に関して、普通の矯正よりも支障がでやすい
  • ・裏側矯正は特殊な器具や技術が必要になるので、治療費用が普通の矯正よりも高くなる
  • ・裏側矯正は普通の矯正よりも見た目はとても良い
  • ・裏側矯正は技術のいる治療なので、矯正医のなかでもさらに熟練した技術と経験が必要となる
  • ・裏側矯正で後悔しないために、裏側矯正の経験豊富な歯科医師に治療を行ってもらう

 

裏側矯正で失敗しないためにも、身長に矯正歯科を選びましょう。

 

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